2024/9月 営業のお知らせ

9月ですが、しばらくは残暑が厳しいようです。
しっかり食事と休養をとりながら、乗り越えていけたらいいですね。
さて、ご来店の際はご予約が確実です。
また、ご予約の際に、オーダーの決まっているメニューがあればお伺いさせていただいております。
材料の準備が整えられますので、大変助かります。

2024年9月のお休み

9月3(火)、4(水)、10(火)、11(水)、17(火)、18(水)、24(火)、25(水)
※火曜日水曜日の定休です

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☆お電話での予約の方が確実となります。当日や翌日のweb予約は対応できないことがあります

“イベリコ豚カルビの網焼き”
イベリコ豚はイベリア半島の在来種です。日本のブランド豚のように品種改良で出来た種類ではありません。
まずは血統で限定されているほかに、本来の生育環境を尊重し、デエサ(どんぐりの森)で放牧し、どんぐり、草、その他の自然の産物のみを食べて育ちますが、育った大きさや、補完資料があったかなど細かい条件でランク付けされています。
どんぐりのみで大きく育ったイベリコ豚は、“ベジョータ”と呼ばれる究極のイベリコ豚となります。

スペインは、畜産も盛んで生産大国であると同時に消費大国だそうです。調べてみると豚の生産頭数は3500万頭近くあり(2021年)ました。日本の895万頭(2023年)の4倍弱あります。イベリコ豚は全体の10%ほど、357万頭ほど(2021年)の生産量のようです。
とは言え、ほとんどは、生ハムや加工品にもされますので、精肉として出回る量は限られております。

イベリコ豚は、伝統的に生ハムや腸詰にされてきたようですが、精肉としての需要が高まったのはここ十数年で、日本に精肉として入ってくるようになってから20年ほどのようです。

そう考えると、今この時代に自分が存在して、イベリコ豚をそれほど苦労せずに食べられる環境が奇跡のように感じます。この幸運に、ひたすら感謝しかないですね。